コーちゃんに、合法的に会う手段があった。
簡単なことだった。簡単すぎる・・・。
うちの部署のコピー機が、壊れればいいだけ。
サービスマンの彼が飛んでくる。保守料払ってるからね。
さっそく!
給紙がジャムった。手の届かない箇所に用紙が残った。
「修理呼ぶか。・・・電話電話」
男性社員が具合をみて判断する。そりゃそうよ、
あなたに直せるわきゃないのよ(笑)
「私、電話しておきます(キリッ」
ク━━━ルに返答して、おもむろに受話器を握る。
よっしゃー!
コーちゃんの出番だ! たぶん部品とか持って、
すぐに駆けつけてくれる。私に会いに来てくれる!
15分くらいしてコピー屋さんから電話が入る。
「大野さん、わかるかな、ちょっと出て対応して」
さっきの男性社員。
すわコーちゃんから電話!? コピー機壊れて
ありがとう!
電話に出ると・・・女性だった。
「ご迷惑をおかけし申し訳ございません。
この現象ですと、表扉を開け、C1のレバーを
下にさげて・・・」
指示通りに手を動かすと・・・直っちゃった。
「復旧しました。ありがとうございました・・・。」
うなだれて受話器を置いた。
自分で直しちゃった。ばかばか私のばか!!
え~ん、コーちゃんに会いたかったよー。
