そして、 いつまでもそばにいてほしい。

今朝、出がけに、母が心臓の不調を訴えた。


会社に連絡し、まず病院に連れていくことに。

歩けるので、救急車は呼ばなかったが、

タクシーを配車してもらい、

かかりつけの医師のもとへ。

 

お薬をいただいて、帰宅して安静に、と先生。

帰宅し、母をふとんに寝かしつけ、出勤する。

夕ごはんは、何か買って帰ろう。

 

ここ二、三日、元気のなさが気になっては、いた。

気丈でなかなか弱音を吐かない母。

それは逆に困るんだよ、と話した。

ごめんね、と母は天井を見上げてぽつり呟いた。

 

電話して姉に話そうか。

 

……いや、やめよう。

どうなるものでもない。

どうせ正月も帰ってこないんでしょ。

 

思いがけず、コーちゃんの顔が浮かぶ。

彼とのことは、家族のこととは

どこか別次元で同時進行しているような、

何か、そんな嫌な感じを覚える。

 

私は私、家族はまた別──。

などと、割り切れるはずがない。

 

……私が母を支えなきゃ。

無理させず、安らかな毎日を送らせたい。

そして、

いつまでもそばにいてほしい。

 

お母さん。


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