(前回から続きます)
「ひかりちゃんは、料理も得意って、聞いたよ」
すっかり打ち解けた雰囲気に、無理やり持ってかれて(笑)
「母が平日で、土日は私が食事の用意をしています」
まあ、正直に。
「そうだよね、平日は働いてるんだものね。どんな料理が得意なの? ぜひ食べてみたいなあ」
「…はあ、それは、ぜひ」
そのあと、お互いの仕事の話になって、いま年度末で大変ですよね、とか。
この店は、ランチもお高い設定で、金額に見合ったおもてなしであったことは、間違いなかったけど、金額も、けっこうな、額に。
お会計の段になって、自分の分は払いますと申し上げたんだけど、
そこは丁重に、気にせずに、出しておきますと、大滝さん。
まあ、そう来るわなぁ、普通(笑)
ごちそうさまでした。
そのあと、車を止めた公園を散策。
やや寒かったけど、大滝さんは話題が豊富。
ずっと彼が話して、ときどき相槌を打つ私。
趣味は、食べ歩きと、映画鑑賞だって。
もう寒いので、帰りましょうか、となり…。
おうちまでお送りしましょうか、と言われたけど、
乗せてもらった駅まででじゅうぶんですと伝えた。
最後に…。
私はあなたをいっぺんに好きになってしまった。
ぜひ、結婚を前提にお付き合いしたい。
これからもよろしくお願いいたします、って。
大滝さん。
それには具体的に回答せず。
また会いましょうって、答えた。
素直にうれしかった。
でも、
もっと彼のこと知りたい。
で、
婚活継続。
男性として、好意を持つには、
もう少し時間がかかるかも、だけど、
今までお付き合いした男性の中では、
最も即戦力的(笑)で、現実的な方。
あとは、私が好きになれるか。
…だなあ。
