何度も何度も何度も言うけど。

お昼休憩。


二便で社食で昼食を取っていると。

山中君と柏木さん。

ふたりで向かい合って、食事してる。


なんか、とっても楽しそう。

…ってゆうか、山中君。

なんでこんな真っ昼間に社内にいるのよ。


その時。

フツフツと、言いようのない

苛立ちというか、妬みというか。

それは、彼が若い子とふたりでいることに向けられ。

どうにもならない焦燥感に襲われる。


ばかみたい。

ふたりはトシも近いんだし、

仲良くしてて、何が悪いの?

しかも仕事では彼女は、

彼のアシスタントなんだよ。


何度も何度も何度も言うけど。


夏に一度、彼のこと、振っちゃってるんだよ?

何なのよいまさら。


バレないように、さっさと退散。


「あれ? 戻ってくるの早くない?」

フロアに戻ると、高畑さんがきょとんとして。


「あ、すみません。ちょっと気になる仕事残してて。」

ふっ、と笑って、彼女、私の背中を押して。

「だめよ、しっかり休まなきゃ。…大野主任、頼りにしてるんだから。」

何しとけばいいのって、高畑さん、聞いてくるけど。

それに答えず、休憩室に戻った。


目には涙がこみあげていた。

私はいったい、何がしたいんだろう?


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