今日はお昼休憩、マサコさんと二便。
母の作ってくれたお弁当を食べてると、
森山君もお昼で定食を食べていた。
私を見つけると、お箸持ったまま立ちあがり、
「あ、大野さん。お疲れ様です。」
ん? と思ったけど、「お疲れ様」と返す。
「正月、田舎に帰ったから、おみやげ買ってきたんだ。遅くなっちゃったけど、この前のお返しで・・・」
「あら、ありがと。・・・この前?」
あ、コーちゃんにあげる予定だったおみやげ、渡せなくて森山君にあげたんだった。
「田舎って、長野なの? 野沢菜、母も大好物だよ。ありがとう」
何だか、はにかんで、笑ってる。
「じゃあ、ごゆっくり」
そそくさと食堂をあとにする森山君。
この年度末のいま時期、営業さんが社内にいるの珍しい。
時間を取って、お正月のおみやげを一ヶ月遅れでくれたのかもしれない。
マサコさんがにやにやしてる。
おみやげもらってよかったね、って顔じゃない。
「あ、これ、11月に会津のおみやげあげたお返しみたい。同期だしね、彼。」
何、気を使ってんだろマサコさんに、私。
「いいわねぇ、男性にモテて。」
羨むというよりは、ひやかしなんだろうけど。
「・・・んー、森山君は、ちょっとねぇ。いい人なんだろうけど。」
苦笑いする。
「そんな余裕、あるのかしらねぇ。」
手にした文庫本に目を落としながらマサコさん。
また余計なお世話を(笑)
選り好みしてると、またコーちゃんみたいなの掴まされるぞ、ってこと?
あなたに言われることではないわよ(笑)!
「マサコさんはじゃあ、どうなんですか。いい人いないの?」
うわ、ちょっと意地悪な気分になっちゃって。
じとっ、と見つめてきて。
「・・・それ、セクハラだから」
同性なのに(笑)?
目には目を。
これからこのネタで対抗することにしよ。
昼休み終わり。
今日はちょっと本気で腹が立った。
・・・けど、日ごろの閉塞感から少し解放された気分。
何だか、すっきり。
まあ、そういう人なのよ、この人は(笑)
お互いに、いつかは幸せになりたいねぇ、
マサコさん。
