「ひかり、夜飲むお酒、あるの?」
へ?
母からLINEがお昼過ぎに。
何だ?
冷蔵庫に?
ないけど、買って帰るよ。
「ないから、買っておいで」
…意味が分からん。
でも、ちょっとわかったかも。
楽しみだ。
早く帰ろ。
帰宅して。
今夜は歩くのやめて、すぐ入浴。
お風呂あがって、
そのままキッチンへ。
食卓には…。
なめろう、だ!
やっぱり、つまみになるおかずが待ってた!
うれしー!
今年はいわしが豊漁、ってニュースで。
でも今夜のなめろうは、アジだね。
さ、
食事終わったら、部屋に持ち帰って…。
「ちょっと、たまにはここで飲みなさいよ。」
母が引き留める。
そうね、スポンサーには勝てないね。
わさび醤油でいただく。
おいしー!
発泡酒ふた缶空けちゃった(笑)
母がテーブルに向かい合わせに座って。
頬杖ついて、ほほえんでる。
「なあによ。」
照れるよ。じっと見られて。
「おいしい?」
「もちろん。」
「よかったねえ」
と、ひとりごとのように呟いて、
私もお風呂入ってくる、って。
何だろね。
でも母の笑った顔で
私も幸せな気持ちになれる。
幸せで、おなかいっぱい。
ありがとうね、お母さん。
