お昼休み。二便で。
あ、新人のあの子。
ひとりでお弁当食べてる。
名前は…。
えーけーびーのゆきさんに似てるから、
柏木さんて呼びます。
一課の営業事務に、この9月から。
声かけて、ここ座っていい?って。
彼女と向かい合わせ。
あ、どうぞって。失礼します。
「どう? もう、慣れた?」
「いえ、まだまだ覚えることが多くて…。」
いや、しかし。
おじょーさまーって感じ(笑)
どうしたらそんなにこぢんまりできるの?
私もこぢんまりしたいんだけど(笑)。
教えてよ、柏木さん。
でもちょっと、心配。
やってけるの?続けられるの?って。
ちょっといじわるかな、
そんなふうに見るの。
「担当の営業さんは?誰?」
「塩田さんと、奥田さんと、山中さんです。」
ふうん。山中君の新担当なんだ。
「奥田さんはたくさん売ってくるから、発注とかも大変でしょ?」
「ええ、そうですね。でも売れると、自分のことのようにうれしい気持ちになります。」
と、殊勝な心がけ。
んで、ジャブのあと、続けて聞いちゃう。
「あと、山中さんは?どう?」
こころなしか。
"社交辞令的でない、素の笑顔"を見せて。
「とても気遣っていただいて、助けてもらっています。」
…ほう、なるほど。
(明日に続きます。)
