「ふふ、任せましょ。どんな料理になるんだろね。」

皆様。

明けましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。


私の結婚は、私の幸せは、

この先どうなってしまうのか。

怖いようでもあり、楽しみなようでもあり。

知りたいような、知らずに過ごしたいような。


今はただ、一日一日を精一杯生きてゆこうと。

そんなふうにしか言えませんが、

どうか最後までお付き合い下さい。

(最後があるのか?笑)

本年も、よろしくお願いいたします。


───元旦の朝。


みんなゆっくり起きて、近くの神社へ。

例年だと0時を過ぎた夜中に詣でるんだけど、

今年はユウもいるし(結局、23時頃寝ちゃったし)、

翌朝にしようってことに。

かしわ手打って、一年の無事を祈念する。

どうか、よろしくお願いします。


帰宅して、おせちをいただいて。

いいねえ、静かなお正月。

さっそく、ユウにお年玉をあげる。

母も、がんばって勉強するのよ、って。

ふたりからもらえて、よかったね。

恥ずかしそうに、ありがとうって、ユウ。


「ちょっと、出かけてくる。」

姉が、ぷいっと、外出。

1時ごろ。

「のぞみ、ちょっとどこ行くのよ。」

母が姉の背中に声をかける。

「その辺を散歩するだけだよ。ここにいたって、退屈でしょ?」

「おれも行く!(おれの「お」にアクセントね笑)」

ユウ、ガバっと立ち上がったけど。

「ユウ、ひか姉がパソコンの使い方教えてくれるって。パソコン欲しいんでしょ? よく教わりな、ね。」

は? またそんな。…まあ、いいけどさ。何だろ、ひとりになりたいのかな。

じゃあユウ、私の部屋においで。ふたりでパソコンのお勉強しよ。


…1時間…2時間。

お姉ちゃん、ちっとも帰ってこない。

ユウもパソコンでゲームさせてたけど、もう飽きちゃって。

ママは、まだ帰ってこないのって。気になりだして。

ほんと、自分勝手なところは、昔から変わらないのね。

そんな姉が、とても嫌いな頃もあったけど。


玄関のチャイムが鳴って。

姉が帰ってきた。

ユウが、玄関に走っていく。


買い物袋抱えて。何だろ?

「何? 買い物してたの?」

母が、姉から袋を受け取り、中身、見ながら。

「一度くらいは、私が食事用意するよ。食べて寝てだけじゃ、申し訳ないんで。」

パスタとか、野菜とか、いっぱい買ってきたね。

カルボナーラ、これから作るって。


「元旦は、さすがに店、開いてないね、最近は。」

がさごそ袋の中身を取り出して、姉が、ひとりごとのように。


「私も手伝うよ。」

流しで、手洗って。

「あんたの役目は、お風呂そうじでしょ。大丈夫よ、お風呂、お願いね。」


「ふふ、任せましょ。どんな料理になるんだろね。」

母が微笑んで、リビングでテレビ見はじめて。

そうね、ここはお任せしましょ。

お姉ちゃんの料理って、食べたことあったかなぁ。


まあ、楽しみ。


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