(前回から続きます)
あとね。
もう、疲れた。
婚活は、恐ろしくエネルギーを消耗する作業だ。
そして、少し恐ろしくなった。
結婚は縁だ。
若い人は、ご縁なんて信じやしないだろうけど、
縁だ。縁がすべてだ。
縁がなければふたりが結ばれやしない。
どこで、その縁を見つけて、
どうやって、その縁を結んでいくのか。
考えると、恐ろしくなる。そんなこと可能なのか、
って。
何日かあとには冷静になって考えも変わると思うけど、
いまはただ、そのように感じる。
さて。
まあ、そんなこんなで、
またひとり、男が去ってったわけだが───。
どうしても確認しておきたいことがある。
お母様。
今夜の夕食時に。
疑問に思ってたことを。
「───お母さん、あの人のことで急にそっけなくなったよね?
…江の島にドライブに行ったあたりから。あれは何だったの?」
母、目を反らして、でもにやにやして。
「そおかしらねぇ(笑) …お付き合いがうまくいって、
ひかりが結婚して、うちを出てったら、ひとりでさみしいなって
思って、ちょっと意地悪な気持ちになっちゃったのかも(笑)」
ええーっ!? そんなことで…(笑)
まったく、この母親は…。
でも、たしかに、そうなったら、母ひとりか。
それはそれで、問題だな。
でも、旦那様見つけてから悩むよ、それは(笑)
