(前回から続きます。)
…んで。
お話ししながら、楽しくごはん。
…だったんだけどね。
話題は、全部、私が振って。
それに小島さんが答える、みたいな。
会話のキャッチボールが、どうにも。
…できてないような。
ただ。
ときおり見せる笑顔が。
何というか、柔和というか、
癒し感があるというか。
ちょっと魅力的だなあって、
感想。
最後は、もういいやって、
こっちから聞きまくって。
好きなアニメは何ですか、ってのも。
いつかの中村さんみたいに、
目を輝かせて能弁に、というでもなく。
作画だけでなく、歴史考証だとか、
ストーリーの構成とかにも
注目するんだって。
だからジ○リのアニメはどれも素晴らしいって。
…ふうん。
結局。
私への質問は、どんな仕事して、
休みの日は何をしてるかとか、
お母さんはどんな人ですか、とか。
そんな程度。
まあ、じゅうぶんと言えば、じゅうぶんか。
「次は、どうしますか。」
…って、それくらい、聞いてきなさいよ。
それもなし?
また連絡します、って。
それも私から。
…やきもきするねぇ。
帰り。
駅の方まで、一緒に歩いて。
(家と逆方向だったけど)
駅前のロータリーで、さよなら。
私は立ち止まって、お見送り。
彼は、一度も振り返らなかった。
