山中君と柏木さん。
もう仕事忙しくなってきて、
他人の色恋どころじゃないんだけど。
…気になる。
だいたいさ、営業とアシスタントって関係で、
どうやってコミュニケーション取って、
情報やり取りして、一緒に仕事してるのよ。
…ああ、気になる、とても!
今日も休憩二便で彼女と一緒。
おしゃべりは、普通に、しているよ。
おいしいものとか、行きたいところとか。
推しメンのこととか。
ふつうに、女子トーク。
山中君の話以外で、ね。
こっちから、クリスマスイブの話、
切り出すわけにも。
事情を知ってるだけに。
迫られたけど、思いっ切りソデにしたんでしょ?
このこぢんまり姫は(笑)。
───しかし。
「昨日、山中さんが…。」
姫が、唐突に!? キター!
「何、どうしたの?」
乗り出して、喰いついちゃったよ。
「山中さん、夕ご飯はおうちの近くのお店で食べることが多いらしいんですけど、いつも行く中華の店の天津丼が美味しくて好きすぎて、三日連続で天津丼食べたんですって。」
それは面白いねえ。面白いよ!
でもその話題を真っ先に?
もっと…こう、あるだろ(笑)
喫緊の懸案事項が!
もう、正面から攻撃してやるわ。こっちから。
「中華好きなんだ彼。でもクリスマスイブは和食の店だったんでしょ? 中華よりは落ち着いてそうでセンスいいね。」
姫。
どういうリアクションを? さあ!
(明日に続きます。)
